3月28日（日）、第4回AOKI起業家育成プロジェクト集合研修がAOKIグループ研修会場（横浜市都筑区）にて行なわれました。
午前は北川達夫先生（星槎大学大学院教育学研究科客員教授）による人間力講座、第1回目です。
「経験学習サイクル」に基づく振り返りの手法として“良い経験とは何か？”についてディスカッションしました。メンバーは2人ペアとなり、これまでの人生での転機、体験から学んだことについて、対話形式でプレゼンテーションを行ないました。発表形式は様々で、演劇や漫談、インタビュー形式など、ペア毎の特徴が出ていました。
そして、ペアワークで学んだことを“かっこいい”フレーズにして発表しました。

午後は横浜国立大学の特別講座です。
起業家の小倉里江子氏（横浜バイオテクノロジー株式会社 取締役研究開発部長）の講義では、起業に至ったストーリーを紹介いただき、「起業家として大切なことは、心が躍ることに真剣に耳を澄まして、仲間を沢山見つけ、人の役に立つこと。」などとメンバーにメッセージをおくられました。メンバーとの対話では、人の巻き込み方や好きなことの見つけ方、今後やりたいことなど、メンバーから様々な質問があり、活発な時間となりました。

続いては、藤澤秀行氏（アルケリス株式会社 代表取締役CEO）による講義です。
藤澤氏は、「世界から立ち仕事のつらさをなくす」というミッションを掲げ、「長時間立った姿勢で手術を行う医師の負担を減らしたい」という想いからアシストスーツの開発・販売を行なう会社を起業されました。
これまでの歩みや大切な方との出会い、今後についてなど貴重なお話をいただきました。メンバーはアシストスーツを実際に着用させてもらい、とても貴重な体験となりました。

社会や人々の課題を踏まえ、メンバー自身が起業してやってみたいことは何か、次回までに考え、研修に臨みます。