あいさつ

若い時にこそ貴重な経験をしてほしい

 

「充実した人生を歩むためにはどうしたらいいのだろうか」
「将来、事業を興したいが、自分にできるだろうか」
自分の将来に漠然とした不安を持っている若いみなさんは多いのではないでしょうか。

 

私自身は、父が米穀商を営んでいたことから、自然と「将来は商売をやるのだろう」と考えるようになりました。かなり繁盛していた商売でしたが、第二次世界大戦と戦後の混乱により、慣れない質屋へと転業せざるを得ませんでした。

 

やがて立ちいかなくなり、私は借金の返済と生活を支えるために、高校卒業と同時に質流れ品の行商をスタートさせました。
苦しい生活をしながらも、コツコツと貯めてきた資金を元手に27歳のときに紳士服販売の1号店をオープン。その後も小規模店舗の出店を続けましたが業績は低迷したままでした。必死で打開策を考え抜いた末、33歳のときに開店させた駅前の大型店舗がようやく成功し、「生きるための商売」から「社会貢献のためのビジネス」へと転換を図ることができました。

 

「社会貢献のためのビジネス」を実現するには何をするべきかを考え、顧客満足を創造し、ビジネスそのもので世の中のためになる「社会性の追求」、適正利潤を確保し、税金を払って社会に還元する「公益性の追求」、ビジネス以外でも社会の役に立つ「公共性の追求」という3つを経営理念としました。

 

これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。しかし、子どものころから商売をする父の背中を見て育ち、そして若いときに「売らなければ生きられない」環境に身を置くことができたのは、非常に大きかったと感じています。

 

若い時に経験したことや考えたことは、その後の人生に大きな影響を与えます。将来何かを成し遂げたいと思っているのであれば、なおさらです。
高い志を持った若いひとたちに有意義な経験をしてもらいたい。その思いから、この「AOKI起業家育成プロジェクト」をスタートさせることにしました。
志を同じくする同年代の仲間と刺激しあいながら、一流の人とふれあう。
その経験から大きく自分を成長させ、社会に貢献できる立派な起業家に育っていただくことを強く願っています。

 

AOKI起業家育成プロジェクト実行委員長

青木 擴憲

 

 

公益財団法人AOKI財団について

財団概要

ファッション事業「AOKI」などを展開しているAOKIグループは、2011年に、経営理念の一つであるビジネス以外でも世の中に貢献する「公共性の追求」を組織的、継続的に活動するため「一般財団法人AOKI財団」(2016年に公益財団法人へ移行)を設立しました。
現在は主に長野県や北陸地方の中学生に対する奨学援助や、人材育成を行う「ながの視察団 平成の咸臨丸」プロジェクトなどに取り組んでおります。
本「AOKI起業家育成プロジェクト」は2016年より取り組んでいます。

 

 

名称 公益財団法人AOKI財団
所在 〒224-0032 横浜市都筑区茅ヶ崎中央24-1
設立 2011年10月11日(2016年7月28日より公益財団法人へ移行)