12月5日（日）、第4回AOKI起業家育成プロジェクト、集合研修がAOKIグループ研修会場（横浜市都筑区）にて行なわれました。
始めに北川達夫先生（星槎大学大学院教育学研究科客員教授）による人間力講座です。プレゼンテーションの方法について“「良いスピーチ”の評価基準とは何か」、意見を出し合い、メンバーからは例えば声の大きさや速度、姿勢や身振り手振り、目線のほか、違和感のない話の展開であること、飽きないことも大事といったプレゼンテーションの中身についても出てきました。それらを踏まえて早速実践です。トヨタ自動車株式会社 豊田章男社長がボストン大学で行なったスピーチ原稿を用いて、スピーチの“演出”を考えました。2人1組での発表では、台本を持たずにプレゼンテーションをし、もう1人はカンニングペーパーをめくる役といったチーム、またプロジェクターに車の背景を投影し、小道具を用いながら身振り手振りも使って行なうチーム、と独自の演出で披露しました。
サポートチームからは「照れずにしっかりとなりきって出来ていたことや、映像や小道具を活用することも考えられていて良かった。」「本当に伝えたい部分に気持ちを込めて話すという点があれば更に良かった。その為にはしっかりと原稿を読み込み理解することが大切。」とアドバイスをもらいました。

 

 

午後はグループに分かれてディスカッションの時間です。ビジネスプランについて、対象ユーザーや費用、新たに考える必要のある課題点などメンターと一緒に時間をかけて話し合いました。メンバーは、「一人一人得意不得意があると思うので、メンバーの強みをうまく活かしながら役割を考えていきたい。」「まだ詰めていく点があるので、次回までに密に連絡を取り合って決めていきたい。」「最終的に青木会長にも投資したいと思っていただけるようなプランに仕上げる為、建設的なディスカッションを重ねていきたい。」などと振り返りました。年内の活動は本日で終了しますが、卒業まで残り約3か月間、悔いのないように取り組んでいきます。