5月16日（日）、第4回AOKI起業家育成プロジェクト集合研修がオンラインにて行なわれました。

午前は北川達夫先生（星槎大学大学院教育学研究科客員教授）による人間力講座です。
前回に引き続き、“戦略的な雑談の力”を身に付けるためのトレーニングです。
メンバーの共通項である話から始まり、二項対立の話題へと転換していきました。「未来のことよりも皆が経験のある話題の方が盛り上がるのではないか。」「聞き役も重要で、話す人は周りの人が入り込みやすい話し方も大事だと感じた。」など振り返りました。進めていくなかで、状況により持ち出して良い話題、また注意すべき話題はどんなことかをディスカッションし、各メンバーは様々な気づきを得られたようでした。

次に、“問題解決”について考えました。問題解決には、発生型（今起こっている問題解決）、設定型（未来に起こるかもしれない問題に備える）、ビジョン型（今は困っていないが、理想を掲げたときに問題となることに取り組む）の３種類あります。お題に対してメンバーの考えを出し合い、また異なった観点から次回各自考えてきたことを披露します。
最後は、頭の中で複数のことを同時に考える力を身につけるトレーニングです。
座標軸の原点から、北川先生が「右へ２、上へ３・・・」と読み上げ、最終的に到達した座標を答えるというゲームです。マルチタスクとして、もう１名の指示者が加わり、北川先生と交互に読み上げていきました。数問実施後に、メンバーそれぞれ独自のやり方をシェアしました。

午後は横浜国立大学特別講座最終日です。
始めに、「自身のビジネスアイデアについて、どのようにしてつくり、売ることができるのか」一人ずつプレゼンしました。その後4グループに分かれ、メンバー同士でアイデアについてのヒアリングや意見交換の場をもちました。

続いて、ファイナンス・アカウンティングの講義です。
ビジネスを作っていく為には何が必要か、また会社が継続していく為にどうしていくのか等、演習問題を通して考えていきました。

横浜国立大学特別講座では、3月より3回にわたって研修が実施されました。
「将来、皆さんが新しい社会を作るために、これまでの学びを是非活かして大きく活躍してくれることを期待しています！」と梅野先生からメンバーに向けて、温かいエールを送られました。
いよいよ来月より、ビジネスプランづくりに挑みます。