AOKI起業家育成プロジェクト卒業生インタビュー

皆さんにプロジェクトの魅力をさらに知っていただくために、AOKI起業家育成プロジェクトの魅力を過去の卒業生にインタビューしました!
3期生として、2018年7月から2019年12月までの約1年半プロジェクトに参加してくれた宮﨑 悠生(みやざき ゆうき)さんに、応募を決意した理由、印象に残っているプログラム、そして卒業後の話を聞いてみました。

AOKI起業家育成プロジェクト企画運営事務局


左:AOKI起業家育成プロジェクト3期生・宮﨑さん、右:AOKI起業家育成プロジェクト企画運営事務局(野口)

Profile

宮﨑 悠生(みやざき ゆうき)さん
・横浜市在住、逗子開成高等学校2年生
・中学3年生から高校1年生まで、AOKI起業家育成プロジェクト3期生として参加
・現在は、共働き世帯にゆとりをもたらすサービスの立ち上げに向けて邁進中

インタビュアー:AOKI起業家育成プロジェクト企画運営事務局(野口)

 

―宮﨑さんがAOKI起業家育成プロジェクトに応募した動機を教えてください!

起業やビジネスについて学びたいと考えたことが応募のきっかけです。もともと両親が起業をしていたので、起業家に対するばく然とした憧れがありました。僕は中学2年生の頃から兄の影響で仮想通貨をやっていたのですが、各仮想通貨のウェブサイトを見ると、仮想通貨の収益によって達成したい世界観が書いてあるんです。それを読んで、自分の理念の実現に向けて頑張る起業家という生き方がとてもかっこいいなと思っていました。あと、当時の僕は斜に構えているタイプだったので、他の人と同じ生き方が嫌だというのもあったのかもしれません(笑)。

―実際にプログラムに参加してみてどうでしたか?

参加する前はもっと実践的な、起業のノウハウや、ビジネスの手法などを教えてくれるプログラムをイメージしていました。しかし実際は、人間力・非認知スキルを高めることにフォーカスした内容が多く、チームでの即興プレゼンテーションや演劇などといった意外なワークショップがありました。当時は実感がなかったのですが、AOKI起業家育成プロジェクトでの経験のおかげで、今は面接やプレゼンの場で全然緊張しないで話ができるようになったので、すごく活きていると思います。もともとは緊張する方だったので(笑)。

ビジネスについて教えてくれるプログラムは他にもありますが、人間力・非認知スキルについて教えてくれるプログラムは他にはなく、このプロジェクトはとても貴重な機会だと思います。周りの人もみんな本気でプログラムに臨んでいる環境の中で、自分がスキルアップしている感覚が毎回ありました!

-他にも印象に残っているプログラムはありますか?

2年目に経験したインターンシップです。人材関係のベンチャー企業にインターンさせていただいたのですが、CEOの方とお話する機会もありました。起業家になって落ち着くこととかあるんですか?と聞いた際に、落ち着くことは無いと言われたのが今でも印象に残っています。また、今でもその経営者の方がおすすめしてくださった本を読んだりしています。
もともとは「起業家」というものに対して漠然としたイメージしかなかったけど、実際に接することを通じて、熱意や苦労など、起業家についてしっかり自分事としてイメージが理解できたこともこのプロジェクトのおかげです。

―AOKI起業家育成プロジェクトを卒業して、1年。最近の状況を教えてください!

AOKI起業家育成プロジェクトを卒業した2019年12月からは、共働き夫婦向けのサービスを企画開発しています。僕が経営に興味を持ったのは家族、特に両親の影響が大きいと思っていて、親がどんなことに興味関心を持っているかが、子どもの興味関心を拡げるうえで大事なのではないかと考えるようになりました。

ところが実際に子育てをされている方に話を聞いてみると、家事・育児にかなりの時間をとられ、目の前の課題を対処するのに精一杯の夫婦が多いことを知りました。できるかぎり家事等の負担を軽くすることができれば、個性が引き出される夫婦が増え、世の中が面白くなるのではないかと考えています。
こうした私たちの取り組みについて、ある大手企業の社長が共感してくれました。その企業には共働き世帯の社員さんを集めた部署があるのですが、今はその部署の方々を中心にプロダクトの開発と検証を進めさせてもらっています。

―プロジェクトでの経験を通じて、今後はどんなことをやっていきたいですか?

地理的な制限にとらわれないオンライン上で、人と人が出合い、濃い関係性を構築するような場を作りたいです。
僕自身も、AOKI起業家育成プロジェクトの現役生のときに「共働き世帯にゆとりをもたらす」というビジョンについてSNSで発信していたところ、福岡県在住でデザイナーをしている学生の方から連絡を貰い、今は一緒にサービス開発に取り組んでいます。彼との出会いがきっかけで、熱意や素質があるにもかかわらず地理的な環境のせいで自分の力を発揮できていない人が多いのではないか、と思うようになりました。

今もTwitterなど既存のSNSはありますが、オンライン上で完全に完結し、その時代の価値観や正義感を反映した何かを生み出すことができる人間関係を築くことができるような、新しいシステムを作ることが目標です。そのためには学術的な知識も必要だと思うので、まずは大学に進学して、社会の中でのコミュニティの役割について学びたいなと考えています。

―最後に、どんな人にAOKI起業家育成プロジェクトをお勧めしたいか、教えてください!

起業や経営について興味がある人はもちろん、「何者かになりたい人」への応募をお勧めしたいです!最終的に何者になるかは自分次第だけど、変わるための土壌が揃っている場がAOKI起業家育成プロジェクトだと思います。

また、自分がこのプロジェクトに参加して一番良かったなと思うことは、ビジネスや経営の話で盛り上がれる一生のものの仲間と出会えたことですね!今の共働き世帯に向けたビジネスの開発も、プロジェクトの同期と一緒に取り組んでいます。

 

宮﨑さん、ありがとうございました!
これからもサービスの開発を応援しています!

本気で日本を、世界を
リードする生き方を目指す皆さんに

日本を代表するビジネスパーソンの卵を求めています。

© AOKI起業家育成プロジェクト実行委員会