本気で日本を、世界を
リードする生き方を目指す皆さんに
日本を代表するビジネスパーソンの卵を求めています。


2025年2月16日(日)、AOKIグループ研修センターにて、第6回AOKI起業家育成プロジェクトの集合研修が行われました。
午前中は、北川達夫先生による人間力講座が行われました。講座では、フィンランドに関する質疑応答からスタートし、続いてマクロ・ミクロの視点で社会問題を捉える思考法について学びました。
はじめに、「大学までの教育無償化」をテーマに、ミクロ(個人/家族)、メゾ(学校)、マクロ(社会)の多角的な視点からディスカッションを行いました。メンバーからは「経済的に弱い人のための制度の意義」「公立・私立の差がなくなる可能性」「教員志望者減少の懸念」など、様々な角度からの意見が出されました。
続いて、全員参加型の事業提案ワークショップを実施しました。ランダムに配布された提案をもとに、チームごとに「空き家キャンプ」「マイボトルのデザインアプリと観光地のゴミ捨て場案内アプリ」「野良犬猫と孤独な人をつなぐサービス」などのアイデアを発表。メンターからは、無理のないストーリー展開や具体的な金額設定の重要性について講評がありました。
Aチームは、各メンバーの詳細な希望やビジョンを共有。しかし議論を進める中で「本当にやりたいこと」という視点から議論が白熱し、次回に向けて再検討することになりました。
Bチームは、既存ビジネスの調査分析を行い、各事業が生まれた背景や直面している課題を深掘りしました。その過程で全員が興味を持てるテーマにフォーカスし、次回までに各自がそれぞれのテーマを詳細に調査してプレゼンテーションを行い、最終的なビジネステーマを決定する方針を立てました。
Cチームは、前回から継続していた「業界へのアプローチ」という視点での検討を進め、各自が調査した業界情報を共有しました。議論を通じて「熱狂的に語れるテーマか」という本質的な問いに直面し、「事業提案の目標と行動指針」および「ビジネスプランに求めること」という新たな切り口を設定。次回までに各自の考えをまとめることになりました。
研修の終盤には、AOKI財団事務局の河野様より、政府・企業・個人の関係性やAOKI財団の理念についての深いレクチャーが行われ、ビジネスプラン作成の根本的な意図を再確認しました。
チームごとに異なるアプローチで、ビジネスプランのテーマを磨きこんでいきます。