本気で日本を、世界を
リードする生き方を目指す皆さんに
日本を代表するビジネスパーソンの卵を求めています。


2025年3月9日(日)、AOKIグループ研修センターにて、第6回AOKI起業家育成プロジェクトの集合研修が行われました。
午前中は、海外視察研修に向けた事前説明会が実施されました。宿泊施設や買い物の機会、チップの払い方など、実践的な内容について具体的な説明がありました。
続いて、サンフランシスコにて現地ガイドとプログラムのサポートを担当するB-Bridge Internationalのメンバーとオンラインセッションを実施。CEOの桝本博之氏らから、海外視察研修に臨む姿勢として「Interactive(双方向にアクションを起こすこと)」「Proactive(積極的に行動すること)」「気づき(日本と異なる文化や考え方を感じること)」という3つの大切な要素が共有されました。
その後、メンバー全員が海外視察研修に向けた決意表明を実施。「(Why)起業家になるために何を目的にアメリカに行くのか」「(What)何を学びたいか」「(How)現地でどのように行動するのか」という三つの観点から、それぞれの目標と抱負を熱意を持って発表しました。
午後からは、3チームに分かれてビジネスプラン作成に取り組みました。各チームはメンターの指導のもと、独自の視点からビジネスモデルの検討を進めました。
Aチームは、オーバーツーリズムという社会課題に着目。増加する訪日外国人に向けて、日本の文化やマナーを効果的に伝えるビジネスプランの構築を目指しました。
Bチームは、AI技術の発達による仕事の変化を踏まえつつ、スマホ依存や研究力の低下、食生活の乱れ、日本の伝統技術衰退といった現代社会の課題を分析。人間の本質的な「七大欲求」に着目し、AIを活用したマッチングサービスという方向性を見出しました。
Cチームは、メンバー一人ひとりが「熱く語れるもの」を起点に議論を展開。各自の興味・関心事項を洗い出し、それらを組み合わせることで斬新なビジネスアイデアを創出するブレインストーミングに取り組みました。
研修の最後には振り返りレポートを記入し、一日の学びを定着させました。
メンバーたちは海外視察に向けた具体的な準備と心構えを固めるとともに、ビジネスプラン作成における実践的なスキルと創造的な思考法を習得することができました。3チームそれぞれが独自のアプローチでビジネスモデルを磨き上げていく過程は、起業家としての成長につながる貴重な経験となりました。